ボーリングと同じ

こんにちは!アイ・オーダー伊勢支社の近藤でございます。

先日、スタッフたちの制作物を見ていて、気づくことがありました。
「デザインとは、ボーリングに似ている」と。

この話を周りのスタッフにしたところ、共感を得られたので、ブログにも書いてみます。

自分のデザインの感覚とは、生まれた時から現在に至るまで、見たり感動したり記憶して、蓄積してきたものです。
この感覚が、いわゆる「センス」と言われるもので、そうそう大人になってから変えられるものではないと思います。

弊社に入社すると、この20年~培ってきたセンスを全否定される人がほとんどです。
やることなすこと、全部ダメ出しされて、修正や作り直しの毎日を過ごします。
この期間は、本人にとっては「どうしたら合格点をもらえるのか」意味が解らずに苦しむのです。

ここです!ボーリングに似ているところ!!
苦しみ続ける人は、自分のセンス自体を直そうとするんですが、先にも書いたように、20年から貯めてきた感覚をそうそう変えられるものではありません。

では、どういう人が、この苦しみから抜け出せるのか?
それは、根本的なセンスを変えるのではなくて、どうすれば良いのかを、明確な数字で決めるということです。

ボーリングに行くと、自分では真ん中の一番手前のピンを狙っているつもりでも、どうしても右に曲がったりしませんか?

この時、自分が狙う真ん中に行くまで、真ん中を狙い続ける人は、苦しみ続ける人です。
自分は絶対右に曲がるから、自分が思うより左の方へ投げてみよう。しかも、手前にある点々の左から2番目を狙うという風に確実に決められたら、そこから面白いように真ん中に当たるようになるのです。

私、若い頃はボーリングが結構得意で、最高スコア196という記録を持っています。
行く日やボーリング場によって曲がり具合が違うので、1ゲーム目の2フレーム目くらいまでは、今日の曲がり具合と、今日の狙いどころを確認するための捨てフレームにします。
これが確立すると、3フレーム目くらいから、スペアやストライクを量産できるというわけです。

持って生まれた運動神経や身体能力、真っ直ぐの感覚や腕の曲がり具合を、大人になってから直すのは、無理ではないですが難しいと思います。
それを無理に直そうとするより、自分はちょっと左に投げると決める方が、高いスコアを得る為には近道なのです。

デザインも同様で、毎回毎回同じ注意を受けても、いつも文字サイズが多き過ぎる人、左の余白ばかりが広い人等がいます。
そういう人は、「私は字が大きいんだから、自分がまず作ったものから70%の文字サイズに縮小する」とか「いつも左が空いてしまうから、自分が思うより半分余白を詰める」という風に、数字で決めてしまえば良いのです。
それで小さすぎるとか詰め過ぎだと言われるのは「左に角度をつけすぎてガター」ということなので、さらに微調整していけばよいのです。

自分のセンスが変わるまで頑固に続けても、20年以上掛けて作り上げたセンスはなかなか変わりません。
センスを変えるのではなく、数値で決めて、自分では良いと思っていなくても無理やり変える方が、合格点をもらう為には近道です。

ちなみに、私のボーリングの最高スコアは、「間違いなく200超えるだろう」と9フレームまで言われていたのですが、まさかの10フレーム目に2本しか倒せないという、勝負弱さによる196です。
小手先の微調整も大事ですが、強いメンタルがもっと大事かもしれません。

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