こんにちは！アイ・オーダー伊勢支社の近藤でございます。

先日、姉とイタリアンのお店にランチに出かけました。
以前にも数回行ったことのあるお店でしたが、いくつかある選択肢のうちの一つという感じで、特に頻繁に行くわけでもなく、思い入れもこだわりも無かったお店です。

私は、食べ物の好き嫌いが多いので、「苦手な食べ物はありますか？」と聞いてくれるお店がとても有難い。でも、キライなものを全部言っていたらキリが無いので、こういう時は必ず「“シイタケ”です」と答えます。
このお店も、毎回聞いてくれるのですが、今回初めて、オーダーを取ってくれる店員さんが

「うちはシェフがシイタケ嫌いなので、今までもこれからも絶対にシイタケを使った料理は出ませんよ。」

と言うのです。この瞬間、このお店は、私に絶大な安心感をもたらしました。
いつ来ても、何を頼んでも、店員さんが私の嫌いな食べ物を聞き忘れても、このお店では、絶対にシイタケは出ないのです。
頻繁リピート決定です！！

これまで、ネットショップの店長様には「ユーザーが共感を得るように、メルマガ等で人柄を出していきましょう」とか言ってきました。
頭では理解していたし、それが当然だと思って言ってきましたが、この“シイタケ事件”で、ものすごく深く納得したと言うか、腹に落ちました。

世の中にシイタケが嫌いな人は、結構多いと思います。
逆に、「シイタケが無いのならこの店には行かない」と言う人は、稀ではないでしょうか。
心の底から断然「当店はシイタケを絶対使いません！」というキャッチコピーを大々的に謳ったら、利用者が増えるのではないだろうか？と思いました。

ショップの場合も、嗜好が分かれるもの、例えばワインや日本酒等は、「この店長が勧めるのは全部好き」とか「自分の好みに合う」と思ってリピートするユーザーは多いと思います。
洋服もそうですね。「このお店のセレクトが好き」「新商品も全部自分好み」というお店をリピートします。

次回から、店長様に「メルマガは出した方がいいですよ」「人柄をアピールしていきましょう」とご提案する時に、今まで以上に自信を持ってそうした方が良いと提案出来そうです。

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