処理にならないように

こんにちは!アイ・オーダーの近藤でございます。

只今、歯医者に通院しておりまして、先日親不知とその手前の2本の歯を抜いてもらいました。
抜いた場所は穴が空いているので、何かを食べると ヒョイ とその中に入ってしまいます。

歯を抜いた日からずっと「ここにごはん粒が入ったまま、ふさがってしまったらどうしよう…」と本気で心配しております。

さて、その歯医者さんで一度だけ、先生の都合で予約日時の変更をお願いされたことがありました。
ちょうどその時は自分もインフルエンザだったので、キャンセルしようと思っていたのですが、次に行った時に、先生もスタッフさんも、全員が一言ずつ「お時間変えていただいて申し訳ございませんでした」とおっしゃるのです。

病院もサービス業になってきたと実感しました。

お客様は一人一人異なるのに、接客ではなく、処理になってしまうことが、どんな業種でもあると思うんです。
私たちの仕事もそうです。仕事に慣れてきて、クオリティUPやスピードUPを実感し始めると、処理能力が早くなったことが嬉しくて、どれだけ早くたくさん処理できるかが面白くなる時期があると思います。

私も、アイ・オーダーが出来て2年目くらいの時に陥りました。
親しい店長様からズバリ指摘されて、体が冷たくなるほど「ドキッ」とした瞬間でした。
その店長様も「言い過ぎた!ヤバい!」という態度になる程、ズバリご指摘いただいたのです。

それ以来、自分が工場のロボットでも、自動販売機でもないのだと、常に戒めるようになりました。
私自身は、2年目の早い時期に気づけて良かったと思っています。
それも、社内の上司やスタッフから言われるのではなく、お客様からダイレクトにおっしゃっていただいたことで、身に染みたと思っています。

当たり前のことなのですが、店舗様は、自分だけの、自分のお店らしい、素敵なホームページを求めていらっしゃいます。
スピードはもちろん重要なのですが、そのお店ならではのご要望や個性を解釈して、デザインに反映することを絶対に忘れたくないと思いますし、弊社の制作スタッフ全員にも必ず心掛けてほしいと思います。