いちごジャム

こんにちは!アイ・オーダーの近藤でございます。

今週末は、実家からもりだくさんのイチゴをもらいました。
とりあえずイチゴミルクにして食べましたが、まだまだモリモリに残っていたので、ジャム作りに初挑戦することにしました。
見よう見まねで作ったものの、なかなかの良い出来に♪

夕べから、部屋中がイチゴの甘い香りに包まれております。

イチゴなら、そのまま食べる、牛乳を掛ける、練乳を掛ける、ジャムにする、その他お菓子作りに使う等、いろいろバリエーションはありますが、ある程度使い方や方向性は決まっていますよね?
これって、デザインも同じなんです。

イチゴのページを作るときと、家具のページを作るとき、ワンピースのページを作るとき、万年筆のページを作るとき等、表現する手法はある程度決まってくるんです。
どんな画像加工をするか、どんな書体を使うか、どんな色遣いをするか、バリエーションはもちろんいろいろあるんですが、ある程度の方向性が決まっている。

例えば、イチゴを素材に煮物に入れたり、パスタに使ったりすれば、うまくやれば「斬新」。でも、ほとんどの場合は「違和感」になります。
デザインでも同様で、イチゴなのに、干物っぽい加工をしてしまうと、うまく出来れば「斬新」ですが、大体の場合「違和感」になってしまいます。

その商材、イメージ、雰囲気に合わせることを、私は「○○っぽい」と言うことが多いのですが、デザイナーのデザインの幅は、この「○○っぽい」の表現法をどれだけ知っていて、どれだけ表現できるかだと思っています。知っているだけではもちろんダメで、表現する技術を持っていないといけないという意味です。

言葉によるデザインの条件を聞いて、どのようにイメージし、どういう手法を使って、どう作っていくかをスピーディーに考えて着手していく。
このイメージの具体化が出来ない=「○○っぽい」の手持ちネタが少ないということなので、これは技術不足ではなく勉強不足ということになります。そして考えたり調べたりする時間が長くなると、当然制作スピードも遅くなる。

勉強と言うと、机に向かってコツコツ…と思いがちですが、この勉強は楽しいと思います。大体は、その商材の専門店や専門誌、既に巷にあふれているネットショップのイメージをたくさん見ることだけで、勉強になり、習得できるものだからです。
目に入るものすべてがデザインの勉強になるので、テレビを見るのも、雑誌を見るのも、何でもそういう対象として見てしまう癖がついてしまいました。

デザインも料理も、ひらめきや感性ではありません。記憶と応用です。

時には斬新さも必要ですが、やっぱりイチゴをわざわざナポリタンに入れる気にはなれません。
どうしてもパスタと合わせたい場合は、パスタも塩ではなく砂糖で茹でて、スイーツ感覚に作り替えるための根本的なイメージチェンジと豊かな発想で、何とかしてやってやろうとは思いますが。

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