こんにちは！アイ・オーダー伊勢支社の近藤でございます。

今月後半に、がん検診の予約を入れています。
今から憂鬱です。病院は苦手です。

毎年一回、同じ病院に検診を受けに行っていますが、その病院の受付には、院長先生のフィギュア人形が置いてあります。結構似ています。
それを見る度に２通り想像して楽しんでいます。

看護士さんやスタッフさんから院長先生への贈り物だろうか？
それとも、院長先生がナルシストで、自分の人形を自ら作ったのだろうか？

前者だったら素敵ですね。先生そっくりの人形をオーダーメイドして贈るなんて、先生が皆さんから慕われているのが伺えます。スタッフさんたちの目につく場所で、患者さんたちにも見ていただけるように受付に置いているのは、微笑ましい。
後者だったら・・・えーーー、それわざわざ受付に飾る？！と笑ってしまいます。

結果は同じ「受付に先生のフィギュアが飾ってある」ということなのに、経緯によって受け取る印象は180度変わりますね。

商品ページで表現するのも同じだと思います。
ユーザーにどういう印象を与えて、買いたいと思ってもらうか、そこまでの経緯＝ストーリーがあって、ユーザーを購入ボタンに誘導出来るのだと思います。

例えば同じ「りんご」を表現するにしても、そのりんごを育てるまでの、農家さんの苦労や思い入れを表現すれば、ユーザーは大事に育てられた、こだわりの詰まったりんごだと認識します。この場合、例え高価でも、美味しさや美しさ等確信を持って買えそうですね。
一方、売り物にならない規格外のサイズを詰合せたから安価なのだと表現すれば、ネットだからこそ格安で手に入れられる印象を与えられるでしょう。

楽天市場的なロングページには賛否両論あるのですが、やっぱり私は、長々と詳しく思いの詰まったページで商品案内されているページを見て、買いたくなってしまいます。
型番商品であれば、長い説明は要らないかもしれませんが、オリジナリティやこだわり、そのショップや商品ならではのアイデア等、販売に至ったストーリーがある場合は、詳しく紹介されたいです。

さて、今年も病院に行って、あの人形を見れるのでしょうか。
一年ぶりに行って、もし、あの人形が無くなっていたら・・・それはそれでまた、私の勝手な妄想が広がりそうです。

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