こんにちは！アイ・オーダーの近藤でございます。

先日の大雪被害にあわれた方におきましては、お見舞い申し上げます。
まだ残っている雪により、交通や除雪等、ご苦労があることと存じます。
皆様、くれぐれも事故等には、お気をつけてください。

さて、いつも、オリンピックや世界大会等が開催される前は、「あんまり興味が無い」と言っているのですが、いざ始まると、中継やスポーツニュース等、ついつい見てしまいます。
特に、スキージャンプの葛西選手、感動しました！表彰台に上がる時の力強いガッツポーズと晴れ晴れとした表情に興奮して、夜な夜な眠れなくなってしまいました。
子供の頃から天才と呼ばれ、若いうちに大きな記録を残して、早くに引退してしまう選手もたくさんいますが、長年努力を重ねて今も現役で活躍している、上村選手や葛西選手を見ると、これまでの苦しみや葛藤等を想像して、感情移入して泣いてしまいます。

シチュエーションは異なりますが、この仕事をしていて思うのは、入社してすぐに「この人はセンスがある！」「天才だ！」と思うことはほとんどありません。
と言うと、今いるスタッフの皆さんは傷つくかもしれませんが、私自身が、芸術家的な才能を求めているのではなく、アイ・オーダーの作り方を習得してもらうことに重きを置いているので、斬新なデザインや持って生まれたセンス等は必要無いと思っています。

入社して初めの頃は、結構個人差があります。覚えの早い人や遅い人、言われたことをすぐ習得して次の制作物に反映出来る人や何度も言われ続ける人、最初は良かったのにある時から迷走してしまう人、最初全然ダメだったのに急激に上達する人等、様々です。
でも、大体１年、遅くとも２年経過した時には、大体みんな同じくらいのレベルに上がってくると思います。
その間、覚えの悪い人は苦しんだり、何度も同じ注意を受ける人は落ち込んだりしているんだと思いますが、それを経て、ちゃんと同じくらいの最初の着地点にやってきます。最初の着地点まで１～２年の過程があるので、それまでスタッフも苦しむと思いますが、私も苦しんでいます。

ある程度「作り方」とか「作る時のルール」が決められているので、未経験者の方でも、時間は掛かりますが、だんだんとそこへ向かって落ち着いてくるという状態なのだと思います。逆に、小さい頃から美術や図工が好きで、クリエイティブな仕事をしたくて…というタイプの人にとっては、ルールの中で作ることや、自分のセンスで合格点が出ないことにストレスがあるかもしれないですね。

継続と素直に受け入れる姿勢があれば、誰もが「デザイナー」になれる世界です。
今年の新卒でまだ就職が決まっていない方、来年の新卒の方、また中途入社をご希望の方も、継続して頑張りたい意欲のある方は、是非ご応募いただけると嬉しいです。

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