こんにちは！アイ・オーダーの近藤でございます。

先日、65歳を過ぎる両親と何気ない会話をしていた時のこと。
母は、関ジャニと嵐が好きらしく、彼らのいろいろなテレビ番組を見ては楽しんでいるそうです。
しかも、メンバーの中では「○○くんもいいけど、○○くんが一番好きかな」と、メンバーそれぞれの名前も知っている様子。

そんな話を聞いている私は、メンバー全員の名前が言えません。
ジャニーズだけでなく、最近一層多くなったたくさんの女性アイドルグループのメンバーも、かなりの有名どころしか、個人名は解らなくなってしまいました。

私が高校生くらいの頃は、テレビのアイドルを見てキャーキャー騒いでいる私に、「みんな一緒に見える」「どれが誰か解らない」と言っていた両親が・・・今ではすっかり形勢逆転です。

さらに、ファッションやお店に対しても、「こんなデザインは、おばさんっぽいからイヤだ」「あそこは年寄りが行くお店でしょ？」と言ったりします。
十分おばさんですし、年寄りなのに。

ちなみに私の両親は、パソコンが使えますし、インターネットで株トレード等もやっています。
自分の両親を見ていると、「高年齢層向けの商品だからこんなイメージのページで」とか、「購入者が高年齢層ばかりだから、ページの作り方にこういう配慮を」といったことを、ホームページ作りに取り入れるのは、もはや必要ないのではないかと思えてきます。
文字サイズ等は大きくした方が良いとは思いますが、今の60代は、感覚も好みも30代～40代と変わらないのではないかと思うのです。

既に成熟期のEC業界において、シニア層の市場開拓は必須です。
今後はさらに、高年齢層向けの商品を取り扱うページ制作も増えてくると思うので、より一層自分の両親や周りの高年齢者の感覚チェックをしていきたいと思っています。

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